BLUETTI(ブルーティ)EB3Aポータブル電源は、多くのユーチューバーやブロガーからも高い評価を得ているポータブル電源です。
コンパクトで軽量ながら、高い出力と多様な機能を備えています。
BLUETTIE(ブルーティ)B3Aポータブル電源の口コミ・レビューを元に情報を集めました。参考にしてくださいね。
BLUETTIとは
BLUETTIとは、中国のPOWEROAKが2013年に設立したポータブル電源ブランド名です。POWEROAKは、2009年に蓄電池製品の研究開発を始め、創業以来自社研究開発・自社生産体制を維持しています。
POWEROAKは世界4位、中国3位のポータブル電源蓄電池企業として高い評価を受けており、ポータブル電源事業の売上高は、22年には約380億円を上回り、23年には約960億円に達する見込みです。
BLUTTIEの親会社は中国ですが、本社はアメリカにあり、現在、「BLUETTI」ブランドの製品は世界70以上の国と地域で販売されており、日本、米国、ドイツ、オーストラリア、ナイジェリアなどに支社を置いています。
日本でもBLUTTIE JAPAN株式会社が神奈川県相模原市にあり、東京都千代田区にはBLUTTIE直営店があります。
BLUETTIEB3Aポータブル電源口コミまとめ
急速充電が可能?
「直に100vで充電する為、空に近い状態でも1時間程度で充電できた。」
「このサイズとコストで600wまで安定して使えるのはかなり良い」
ブルーティEB3Aの付属のACアダプタを使って、ACコンセントから最大430W で充電することができます。これにより最短40分で70%までの充電が可能なので、非常時や急に思い立ったキャンプでも急いて充電できるので安心です。
またBLUETTIEB3AにはUSB Type-C PD100W対応のポートも搭載されています。UCS PD対応の充電器を使用すれば最大1000W(20V/5A)という高速充電が可能です。
電力リフト機能とは?
「マキタの急速充電器でバッテリーを充電できる。」
「この容量で電子レンジが使用可能とは驚きです。」
「パワーリフト機能をONで1.8Lの1250Wの電気ケトルでギリギリお湯が沸きました。」
「スマホにBLUETTIアプリを入れて、電力リフト機能をオンにすれば、弱めにはなりますがドライヤーも使えます。」
「コロナのファンヒーターは点火時に消費電力が多く、点火時に650W化必要なので、標準では転嫁できませんが、アプリで電力リフト機能を有効にすると、無事に点火することができました」
BLUETTIEB3Aポータブル電源は、コンパクトながら定格出力600Wです。これは家庭用コンセントと同じくらいの電力を供給できるので、消費電力600W以下の家電が使えます。
ただし、主にモーターを使用するドライヤーなどの電化製品は起動時に数倍の電力を必要とするものもあるので注意が必要です。
この容量のポータブル電源で「電子レンジが使える」というのは、BLUETTIEB3Aポータブル電源には「電力リフト機能」がついているからです。
このくらいの容量のポータブル電源では「電気ケトル」が使えないことが多いですが、これが使えるのも大きいですね。
電力リフト機能とは、定格出力600Wを超える電化製品の動作電力を下げて、消費電力を定格出力600W以下に抑えることで、最大1200Wまでの電化製品を動かすことを可能にしています。
ただし、この機能は緊急避難用を想定しているので、1200Wの電化製品がそのまま使えるということではなく、600W以下に電力を下げて作動させるわけです。そのためドライヤーの風が弱くなったり、お湯が沸く時間が長くかかったりすることがあります。
9つの出力ポートから同時給電が可能
「各出力ポートも充分揃っているので満足です。」
- AC出力ポート:2つ
- USB-C出力ポート(最大100W対応):1つ
- ワイヤレス充電パッド:1つ
- USB-A出力ポート:2つ
- 5521 DC出力ポート:2つ
- シガーソケット:1つ
これら9つのデバイスへ同時に給電が可能だということです。
これらの出力ポートに同時給電するためにBLUETTI EB3Aは最大600Wまで対応しているのですね。色々使えるのは家族キャンプや大人数のキャンプにはとても便利です。電力リフト機能を使用すれば最大1200Wまで可能です。
ただし、同時給電には全体の消費電力が最大出力を超えないように注意が必要です。電力リフト機能の場合も電気商品が通常通りの使用ができない(電気ケトルのお湯が沸くのに時間がかかる)などを考慮してください。
安全性についての口コミ リン酸鉄リチウムイオン電池・BMS機能
「現時点のリチウムイオンバッテリーの中で、リン酸鉄系のバッテリーが安全性が高いので安心です。」
「リン酸鉄の耐久性に期待して、ガンガン使っていきたいと思います。」
BLUETTIEB3Aは、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、リチウム電池の中でも最も安全性の高い電池としてポータブル電源に採用するメーカーも増えてきました。
ほかのリチウム電池と比べてエネルギー密度が低いことから耐熱性があり、充放電サイクル数が多く長寿命という特徴があります。
BLUETTIEB3Aの充放電サイクル数は2500回以上とされています。これは毎日充放電を繰り返したとしても6.9年以上使える計算で、実際の使用では10年以上持つと考えられます。
BLUETTIEB3Aは、リン酸鉄リチウムイオン電池の採用で安全性と長寿命を両立しています。
またBMS(バッテリー管理システム)を採用しています。
- 温度管理:発熱を防ぐための機能
- 電池残量の算出:電池の残量を算出し、セル電圧を均等に保つ機能
これにより、電池の過充電や過放電による製品劣化を防いで安全に使用することができます。
簡易UPSとパススルーについて
「BLUETTI サポートへ問い合わせたところ、AC出力時は内部消費によりバッテリー残量が減り99%になったとたんに充電が開始されるのは正常とのこと。これでは発熱により大体15分に1度くらいファンが回ることになります。」
BLUETTIEB3Aには簡易UPS(無停電電源装置)が搭載されています。
これは、停電時など電力供給が途切れた際に自動的にパックアップ電源として電力供給を継続します。この切り替えは20mm行内で行われるということです。
とはいえ、一般的なUPS製品はサーバーやパソコンと連携する管理ソフトが付属して高度な管理機能を提供しているのに比べ、BLUETTIの簡易UPSはよりシンプルな機能になります。
パススルー機能とは、充電しながら放電を行う機能です。つまりEB3Aが充電されている間も、他のデバイスに充電することが可能とです。
例えば、ソーラーパネルでEB3Aを充電しながら、同時にほかのデバイスに充電するといった使い方ですね。これによって一度に複数のデバイスを効率的に充電することができます。
ただし、パススルー機能を使用する場合は、充電と放電のバランスを考慮する必要があります。充電の速度が放電の速度を上回らないと、バッテリーの残量が減ってしまう可能性があります。
サイズ・デザインについての口コミ
「サイズ感は同容量の別メーカーのもの(3kg台)に比べると若干大きめですが、片手に持ち運べる範囲です。」
「ベージュが可愛く、キャンプサイトにも馴染みました」
「ベージュならリビングに置いてもあまり違和感がありません!」
「入力出力の端子が前面に集中してあるので場所を取らずスッキリしてる」
BLUETTIEB3Aポータブル電源の重さは4.6㎏です。3㎏台の軽量のものもありますが、5㎏以下なら持ち運びには問題ないですね。
「ベージュの色がいい」という口コミが多数ありました。ポータブル電源は黒やグレーが多いので重たいイメージですね。インテリアに馴染みやすいベージュが選べるのは嬉しいです。
「取手の部分が引き上げにくくて、少し使いにくいかなと感じます。」
「ディスプレイの常時点灯モードが無い」
「ライトなんて、直視できないほど明るいです。」
「取っ手が引き出しにくい」という口コミが見られましたが、「何度か出し入れしているうちに角が取れて引き出しやすくなる」というレビューもありましたので試してみてください。
「ディスプレイ常時点灯モードがない」点については、すぐに表示が消えてしまうという口コミも見られました。アプリで確認できるとしても目視ですぐ確認できる方が便利な時もありますね。改善を期待します。
BLUETTIEB3Aには、LEDライトが付属しています。「弱・強・緊急」の3つのモードがあり、最大250時間の点灯が可能です。緊急時には警告灯としての使用もできます。
ただし、ライトの使用はバッテリーも消耗するため、使用後は必ずオフにしましょう。
BLUETTIアプリの機能性は?
「50Hz60Hzの設定もアプリで出来ました。」
「アプリもBluetooth接続で簡単に接続できて使いやすかったです。」
「操作も感覚的に出来るし、アプリも使いやすいです。」
「状態確認にアプリを用いるのですが、複数のスマホから同時通信は出来ない事です。」
BLUETTIEB3Aは、専用のBLUETTIアプリと連携して、いつでもどこでもポータブル電源を手軽に管理できます。
- エネルギー使用量の確認
- 太陽光発電データの確認
- バッテリー電源状態の確認
- 充電/放電制御
- 充電/放電スケジュール設定
ただし、基本的には一度に複数のスマホから同時接続はできません。これはBluetoothの基本的な仕組みで、通常一つのBluetoothデバイスが同時に複数のデビスと通信することができないためです。
スマホのワイヤレス充電ができる?
「天板はスマホの無線充電も出来てなかなか便利です。」
「ワイヤレス充電機能は機器との相性があるのか?手持ちのスマホは充電できませんでしたが、ワイヤレスイヤホンは充電できました。」
最近のスマホはワイヤレス充電ができるようになりました。ポータブル電源もワイヤレス充電に対応しているととても便利ですね。
しかし、ワイヤレス充電は、Qi(チー)というワイヤレス充電の規格に対応している機種である必要があります。
またスマホケースの厚みが3㎜以下でないと充電できないケースが多いです。背面にカードケースがついているスマホケースの場合、カードの厚みがあるため充電できないこともあります。ワイヤレス充電では、電磁誘導方式で充電されるため、磁気ストライブやRFIDチップが搭載されているカード(クレジットカードやパスポートなど)が破損される可能性もあるので注意が必要です。
ソーラーパネル・カーチャージャー充電についての口コミ
「ソーラーケーブルがついているのはお得。」
「ソーラーパネルで満充電になるのが早いので助かります。」
「200Wのソーラーパネルと一緒に購入しました。10月中旬の晴天時で約4時間くらいでフル充電が出来ました。」
「1台をソーラーで充電している間に、充電完了したもう1台を電源にして家電を使えば電気代の節電になります。」
BLUETTIEB3Aには、ソーラーケーブルが同梱されています。ベージュモデルにしか同梱されていないという口コミもありましたが、現在はブラックモデルにも付属されているようです。
太陽光を利用できれば、気象状況や地域、環境によって変動はありますが、停電時が長く続く場合は安心です。また環境にやさしいエネルギーとして、節電として導入を検討してみてはいかがでしょうか。
「シュガーソケット電源ケーブルは別売りでした。」
BLUETTIEB3Aには、シガーソケットの出力ポートがついていますが、残念ながらケーブルは付属されていません。非常時には車で充電できるので備えておきたいですね。
価格は大体2000円くらいです。
サポート・保証についての口コミ
「比較していた他社製品よりも圧倒的に安い」
「ちょっと遊びには十分すぎるスペック」
「youtubeの商品動画を見ながら動作確認できました。アプリもわかりやすくて使いやすい」
「丁寧な梱包で届きました。」
BLUETTIポータブル電源の保証期間は、1年から6年でモデルによって異なります。EB3Aの保証期間は24か月(2年)です。
YouTubeでも低価格で高性能として人気が高いBLUETTIです。コスパ面でも満足できるという口コミ・レビューも多く見られました。
製品の梱包も丁寧で安心との声もありました。
また2024年1月から日本国内の正規販売店で購入したポータブル電源に限り無償でのリサイクル回収が始まりました。(送料はかかります)
「サポートに連絡すると現物送れとのことだが、送料負担せよとのこと。」
ポータブル電源として評価の高いBLUETTIポータブル電源のですが、反面不良品や故障でサポートに連絡しても返信が遅いという、サポートに対する不満が多く見られました。せっかくの高評価なのにもったいないですね。
また、保証期間においても、修理や交換のために製品を返送する場合の送料が着払いではないとのクレームも多いです。
サポートについては、日本人スタッフの不足によるもので、今後改善をしていきたいとのことですが、不良品の返送は着払いにしてほしいものですね。
BLUETTIEB3Aポータブル電源のスペック
- 容量:268.8Wh
- 最大出力:600W
- 充電時間:約1.5時間でフル充電
- 電池種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
- サイズ:小型軽量
- 充電方法:AC充電、ソーラー充電
- 出力方式:純正弦波
- 制御方式:MPPT制御方式採用
- 特殊機能:パススルー・UPS機能付き、電力リフト機能付、エコモード機能搭載
- その他:アプリで連携・設定・アップデート可能、LEDライト付き
まとめ
BLUETTIEB3Aのポータブル電源は、小型軽量でありながら、多くの機能を備えています。
9個の出力ポート、リン酸鉄リチウムイオン電池とBMS(バッテリー管理システム)を採用、簡易USP機能に急速充電や電力リフト機能。
低価格ながら、現時点で必要な機能がすべて備わっているといえますね。
その反面、サポートに対する評価が低いのは残念です。
家庭用のバックアップ電源としては物足りませんが、持ち出し可能な非常用電源、一人キャンプには十分使えるポータブル電源だと思います。
BLUTTIEポータブル電源の詳細はこちらをご確認ください
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