モバイルバッテリーの大手として信頼もあついAnker社のポータブル電源です。多様な容量のモデルとソーラーパネルの併用で、非常時のバックアップ電源として、またアウトドアを快適にする携帯用電源として多くの支持を集めています。
ここではエントリーモデルとしてのAnker(アンカー)521の口コミを元に情報を集めました。
ここではエントリーモデルとしての
Anker(アンカー)521の口コミを元に情報を集めました。
Ankerとは
Ankerはスマホやタブレット、パソコン用周辺機器、プロジェクターやヘッドホーンなどの開発販売を行う中国のハードウェアブランドです。特にモバイルバッテリーの評価は高く、リーディング企業として多くのユーザーを獲得しています。
またAnkerJapanは、外資系ながらも日本独自のプロモーションを展開しているそうです。
ポータブル電源に置いても、次世代パススルーやリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しより安全で長寿命のバッテリーを提供しています。
Anker521口コミ・レビューまとめ
次世代パススルー機能についての口コミ
「電源につなぎっぱなしにできることが、こちらのメーカーを選んだ一番の理由です。」
「パススルー充電と、長寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが必須の条件でした」
次世代パススルー充電とは、ポータブル電源本体を充電しながらノートパソコンなどAC充電する際、 電力がポータブル電源内のバッテリーを経由することなく直接電力を供給することができる機能 のことです。通常のポータブル電源の場合、バッテリーを介して充電するのでバッテリーに負荷がかかりますが、次世代パススルー充電はバッテリーの劣化を気にしなくてもいいということですね。
「Ankerは100%充電してあってもパススルーにすると99%、時にはそれ以下の表示になる。常に充電を続けているためにファンが回るのか?」
パススルー機能が有効になっているとき、ポータブル電源は充電しながら他のデバイスに電力を供給します。このプロセス中で、バッテリーの充電レベルが一時的に99%以下に表示されることがあります。これは、電源が内部の電力管理システムを通じて電力を調整し、バッテリーを適切な状態に保つための一部かもしれません。
また、ファンが回るのは、バッテリーが充電されている間、または大量の電力が供給されている間に発生する熱を冷却するためです。これは、バッテリーの寿命を延ばし、安全性を確保するための重要な機能です。
ただし、これらの現象が特定の製品や状況に限定されるかどうか、または他の要因が関与しているかどうかは、具体的な製品の仕様や設計によります。そのため、具体的な状況や問題については、製品のメーカーや専門家に相談することをお勧めします。
バッテリーについての口コミ リン酸鉄リチウムイオン電池とは
「リン酸鉄リチウムイオン電池は安全性も高く、6倍の長寿命ということで大満足です」
「ジャクリとアンカーどっち買うか迷いましたが、寿命が長いとの事でアンカーを選びました。」
リン酸鉄リチウムイオン電池は、10年以上の寿命を持つとされています。また、Ankerのポータブル電源はバッテリー以外の電子部品も長寿命化し製品全体で10年の長寿命を実現したとのことです。
Jackeryについても、JackeryのPlusシリーズのポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し10年以上の長寿命になっています。ポータブル電源は日々進化していますね。
ポータブル電源を選択する際は、モデルや製品によって使用される電池の種類や性能が異なる場合があるので、商品の詳細についてはメーカーの情報を参照してください。
リン酸鉄(LFP:Lithium Iron Phosphate)という正極材料を使用するリチウムイオンバッテリーの一種です。
仕組みは従来のリチウムイオンバッテリーと同じですが、正極にコバルトやニッケルのようなレアメタルではなく、リン酸鉄を用いています。その性質の違いから、リチウムイオンバッテリーの長時間利用で起こりうる過放電や過充電による熱暴走のリスクが抑えられるため、安全で持続可能なバッテリーを実現しました。
「リチウム電池はフル充電して放置してたら使えなくなっていることがありますが、リン酸鉄はそれについて強いと聞いた」
「充電の残量は60%から80% にしている方が良いとの事です(バッテリーの裏面にも記載があります。」
公式サイトに掲載されていますが、Anker521ポータブル電源は満充電の状態で長期間保管することが可能です。バッテリー容量に適切な余裕を持たせた設計で、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載しているので満充電の状態で保管してもバッテリーが劣化しにくいためです。
災害に備えてバッテリーが十分満たされているのは安心ですね。
ただし、一般的に言うとバッテリーの劣化が最も少ないのは40%とのことでが、緊急時に備えることと、バッテリーに負担をかけないことを考慮して60%~80%で保管することが推奨されています。
Anker521ポータブル電源からの急速充電とは
「充電時間がCtoCのケーブルも使用すると、2時間位で可能です」
「USB typeCが使えるのが大きな決め手となりました。」
「気温が氷点下5度くらいになる状況でも、一晩中安定して動作しました。」
Ankerポータブル電源の動作温度について、機器への給電 -20℃~40℃ 。 本体の充電 0℃~40℃となっています。こちらの口コミは₋5度の過酷な環境に置いても正常に作動したとのことで本体の耐久性を実証しています。
「充電は遅めACアダプターがかなり熱くなるので夏は注意が必要。」
「充電時のACアダプターが熱を持ちますが、事故には至らない熱量だと思います」
「ACアダプターが熱くなる」という口コミがいくつか見られました。充電時にACアダプターが熱をもつというのはよくある現象ではありますね。
Anker521ポータブル電源には、過熱防止機能が搭載されています。ポータブル電源が一定の温度以上になると自動的に電力供給を停止し、製品と接続されているデバイスを保護する機能です。
しかし異常なほどの過熱を感じたら、不具合も考えられますので使用を止めてカスタマーセンターに問い合わせてください。
Ankerアプリについて
「100%充電で、ACモーターの扇風機の弱が8時間使えました」
「届いた時に87%充電されおり、30分ほどの充電で100%になりました。。その後、数日100%を保っています」
「夜残量が80%近くあったが、朝は30%台でした。出力ボタンを切らずに、節電モードにもなっていませんでした。」
「便利なのが省エネモードで、確かにスマホがフル充電になると出力がストップしました。」
Anker521ポータブル電源の実際に使用した口コミです。扇風機くらいの電力ならば余裕ですね。
Ankerには、ポータブル電源を遠隔で操作ができるアプリがあります。このアプリで節電モードに切り替えたり、ポータブル電源をオフにしたりすることで、放電を抑えることができます。
Ankerアプリでできること
① バッテリー残量 (%)
② バッテリーの温度 (℃)
③ DC入力 / AC入力の状況
④ AC出力 (W) の状況:※ 出力が15W以上の時にのみグラフに表示
⑤ シガーソケット出力の状況
⑥ USB出力の状況
⑦ アンビエントライトの明るさ
① AC出力のオン / オフ切り替え
② AC出力のタイマー設定
③ シガーソケット出力のオン / オフ切り替え
④ シガーソケット出力のタイマー設定
⑤ アンビエントライトの明るさの変更
⑥ 液晶画面のオン / オフ
① AC充電電力:200〜1000W から選択
② AC充電周波数:機器が正常に動作しない場合、50Hzもしくは60Hzに切り替え
③ SOSモード (ライト)オンにすると、ライトがSOSモードになる
④ 画面の明るさ:液晶画面の明るさを3段階から選択
⑤ 画面のタイムアウト:20秒 / 30秒 / 1分 / 5分 / 30分 から選択
⑥ 機器の名称:機器の名称編集
⑦ 温度:℃もしくは℉から選択。
⑧ ヘルプとフィードバック:よくある質問の確認、カスタマーサポートへの問い合わせ
⑨ ファームウェアの更新:新しいファームウェアの更新
⑩ デフォルト設定に戻す:デバイスをリセット。
⑪ 機器の削除:デバイスをアプリから削除。(遠隔操作はできなくなります)
サイズ・デザイン、表示についての口コミ
「大きさ重さも大き過ぎず、女性でも軽々持ち運び出来ます。」
「バッテリー残がパーセンテージで見やすい、満充電までの残り時間が解るのは便利。」
「ACアダプターがコンパクトで良い。省エネ設定が物理スイッチでわかりやすい。」
「ボタン類が小さく、出っ張っていないので、暗がりだと直ぐには押せない」
Anker521は容量の小さいタイプなので、重量も3.7㎏です。軽量なので非常時の持ち出しやアウトドアで活用できますね。初めてポータブル電源を使用される方には使いやすいモデルです。
前面の液晶画面でバッテリーの残り時間が表示され、一目でわかるので安心して使用できます。
「暗がりだとボタン類が分かりにくい」これはユーザー目線の要望ですね。改善を期待しましょう。
サポート・保証についての口コミ
「Ankerは前から使ってるモバイルバッテリーで信用性があった」
「サポートセンターもしっかりしていて安心して使用できます!」
「使えなくなったときに廃棄処分を考えたときに、引き取ってくれる」
「説明書がシンプルでわからない」
「5年保証延長の説明案内書などは何も入っておらず、会員登録したが、これだけで良いのか不安です。」
Ankerは業界を代表する企業で信頼性があるという口コミも多いですね。サポートセンターも日本人のスタッフが対応してくれて安心です。
また使い終わったポータブル電源を無償で引き取ってくれるリサイクル回収があるのも安心です。ただし送料元払いのみ。
しかし、「説明書が簡単すぎる。分かりにくい」「5年保証の保証書がない」「会員登録したが5年保証になっているか不安」との口コミもありました。
「Anker521ポータブル電源はエントリーモデルとして最適」と謳っているのですから、ユーザー目線で分かりやすさをより追求してほしいですね。
ソーラーパネルとの互換性についての口コミ
「Anker製ソーラーパネルと組み合わせ、夏場は半日で満充電になるので、ホームバッテリーを2本用意して回転操業しています」
「JackeryのSolarSaga 60を接続して充電することができた。Jackeryの方に変換アダプタが付いていてよかったです」
「Headwolfの100wソーラーパネルで無事充電出来ています!」
「他メーカーの50Wのソーラーパネルでの充電は、晴天で20%回復に2時間程でした。」
Ankerポータブル電源は、もちろんソーラーパネルからの充電も可能です。
できればポータブル電源とソーラーパネルは同じメーカーのほうがよりベターだと思いますが、Ankerのポータブル電源は他メーカーのソーラパネルも使用できたとの口コミがありました。
非常電力用に大容量のポータブル電源を持ていて、携帯用に小容量のポータブル電源を考えている方などは、ソーラーパネルに互換性があるのは利便性が高まりますね。
そのほかの口コミ
「ACプラグの差込が硬いのか小さいのか、なかなか差し込めない。日本規格でなく少しプラグ穴が小さい?」
「コンセント差し込んでも中々反応してくれない事が多いのは使い方が悪いのか?」
「到着時の梱包には緩衝材が入っておらず不満です」
「ACプラグが差し込みにくい」との口コミもいくつか見られました。抜けにくいのは安全上重要ですが、使いにくいほどでは困りますね。
また「配送時の梱包が甘い、しっかりと緩衝材で保護されていない」との口コミもいくつか見られました。ポータブル電源は高度な精密機械ですから配送時のトラブルは不具合にもつながります。しっかりとした対応を望みます。
Anker521ポータブル電源スペック
- バッテリー容量:80,000mAh / 256Wh
- バッテリー種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
- サイクル回数:3,000回
- AC出力:2口 (110V / 2A / 50Hz/60Hz)
- 定格出力:200W
- 瞬間最大出力:600W
- USB出力:3 (USBタイプA:2口(5V / 3.6A / 12W)、USBタイプC:1口(60W))
- シガーソケット出力:1口(12.0V / 10A)
- サイズ (WDH) : 約216×211×144 mm
- 重量 : 約3.7kg
使用できる家電製品
- スマホ(3000mha):27回
- PC (6000mha):11回
- 小形扇風機(7W):29.3時間
- 電気毛布 (30W):6.8時間
- 省電力ヘアアイロン (40W):5.1時間
- 小型車載冷蔵庫(45W):4.6時間
- 車載冷蔵庫(80W):2.6時間
- トラベルクッカー(300W):使用不可
- 500W電子レンジ (1000W):使用不可
まとめ
Ankerはモバイルバッテリーのリーディング企業として絶大なる支持を得ています。
ポータブル電源においてもAnker社製品ならばとの声も多く聞かれます。安全性を重視した設計で多くの避難所でも採用されているそうです。
Ankerのポータブル電源の最小容量モデルのAnker521を紹介しました。はじめてのポータブル電源として、また軽量で便利な防災グッズやアウトドアグッズとしてソーラーパネルと併用すれば利用できる範囲は広がってきます。
Ankerポータブル電源の詳細についてはこちら
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