EcoFlow（エコフロー） RIVER2（リバー２）の口コミ・レビュー　最速充電のポータブル電源とは

EcoFlow RIVER2の口コミで圧倒的に多いのが充電の速さです。

RIVER 2は、業界トップクラスの高速充電を誇り、わずか60分で0%から100％に充電可能。これは、一般的なポータブル電源と比べて5倍速く、従来モデルより38％も充電時間の短縮が実現しました。

EcoFlow公式ホームページより

口コミで見ると公式通りの充電性能のようですね。

高速充電を可能にしたのは「X-Stream」によるものです。「X-Stream」とはEcooFlowの独自の技術で、交流電源（AC)を高効率で直接充電させる技術で、これによりACアダプターが不要になりました。これにより家庭用コンセントから直接充電することで驚異的な充電スピードを可能にしました。

また、ACアダプターが不要なので持ち運びの面でも利便性が高いですね。

「ファンの音が気になる」「放電が早い」との口コミがありました。

これらの症状はエコフローアプリの導入で緩和できる可能性があります。EcoFlowは充電時間が超短いので、就寝中に充電してファンがうるさくて眠れないということもあまりないとは思いますが、アプリで充電の電圧を落とすことで音を小さくすることが可能です。

また、放電に対しても電源ボタンを長押しして電源オフにしたり、アプリで制御することでバッテリーの消耗を抑えることができます。

手元でポータブル電源の操作や確認ができるアプリは便利ですが、操作が分かりにくいという口コミがありました。また「アプリでの接続が不安定、繋がらない、切れる」等の口コミも見られます。

その場合はフォームウェアのアップロードをすることで解決することもあるようです。それでも解消しない時は、商品自体の不具合も考えられるのでカスタマーセンターに問い合わせてみてください。

EcoFlow RIVER2アプリの主な機能:

1. モニタリングと管理: すべてのデバイスのステータスをモニタリングし、1 か所から管理できる。
2. コントロールとカスタマイズ: 離れた場所からコントロール。バッテリー寿命、入力/出力などのすべての設定がカスタマイズできる。
3. リワードなどを獲得: EcoCredits リワード プログラムに参加し、低バッテリー アラートを受け取ることができ、さらに多くの機能をアンロックできる。
4. バックアップ電力比率を調整: 停電時に十分な電力を備えるために、バックアップ・リザーブ（停電時に使用するために確保されたバッテリーの部分）を調整。
5. リアルタイムのデータと統計的なレポート: ダッシュボードで、使っているデバイスのさまざまな次元にわたるエネルギー統計を1時間ごとに更新して表示。
6. 他社製デバイスとの連携: EcoFlowアプリから他社製デバイスにアクセスすることで、スマートホームシステムをワンストップで管理。

これらの機能により、EcoFlow RIVER2シリーズをリモートで管理およびモニタリングすることができます。充電レベルの表示、設定のカスタマイズ、充電速度の調節など、すべてスマートフォンから簡単に行うことができます。

EcoFlowアプリの詳細はこちら

こちらの口コミは、実際にどのような電気製品が使えたかの情報になります。

「カシムラの湯沸かし器」はどのモデルかわかりませんが、「カシムラ マルチボルテージ湯沸器 ワールドポット2 TI-39」の場合、消費電力100V/420Wです。これがEcoFlow RIVER2で使えたということはX-Boost機能が働いたということです。

X-Boostとは、高度なアルゴリズムにより高出力な電化製品の出力を下げる機能で、定格消費電力を無理やり落として使用することができる機能です。ただし、無理やり消費電力を下げて使用するため、ケトルでお湯を沸かす時間が長くなったり、ドライヤーの風力が下がったりする可能性があります。

軽量のポータブル電源の場合、持ち運びの利便性はありますが、思ったほど使える電化製品が少なかったということがよくあります。このX-Boostでもうちょっと定格出力があったらという電化製品も使用が可能になりますね。

ちょっと得した気分になります。

EcoFlow RIVERの定格出力とX-Boostの場合の定格出力

1. エコフローRIVER2 (定格出力300W、X-Boostで450W):
   • スマートフォン充電器 (5-18W)
   • LEDライト (10-20W)
   • ノートパソコン (45-90W)
   • テレビ (50-200W)
   • 小型冷蔵庫 (50-100W)
2. エコフローRIVER2 Max (定格出力500W、X-Boostで750W)
   • 上記のすべての製品
   • 電子レンジ (700-1000W)
   • ヘアドライヤー (600-1200W)
   • 電気ポット (800-1500W)
3. エコフローRIVER2 Pro (定格出力800W、X-Boostで1000W）
   • 上記のすべての製品
   • IH調理器 (1400-2000W)
   • エアコン (1500-2000W)

ただし、X-Boostの定格出力を超えるものや、起動電力が大きいものには使えません。

EcoFlow RIVER2の重量はわずか3.5㎏です。片手で楽々持てる重さですね。旧式に比べて上部がフラットになり物が置けるようになりました。

旧式は取っ手が上部に突き出ていましたが、前面に本体と一体の取っ手が突き出る形になりました。上部がフラットになり物が置ける反面、持ち上げるとき本体が斜めになります。EcoFlow RIVER2くらいの小型ならあまり気にならないかと思いますが、アウトドアでの取り扱いはご注意ください。

「表示が見やすい」という口コミも多いですね。エコフローアプリで操作性が向上したというレビューも多く見られました。ポータブル電源本体までいちいち見に行かなくても確認できるのは便利です。

「DCソケットにカバーがついている」について。アウトドアで使用することの多いポータブル電源ですから、使用していない時にソケットにカバーがついていると埃や汚れからソケットを保護して製品の劣化防止になります。また小さい子供がいるご家庭では安全のためにも有効ですね。

「入門機としておすすめ」との口コミがありました。EcoFlow RIVER2は定格出力300Wで容量は大きくはありませんが、X-Boost機能で使える電気機器の範囲が同容量の他メーカーよりも多くなります。また充電も早いので取り扱いは初心者でも簡単ですね。価格的にも他メーカーより安い価格帯ですし、3.5㎏という軽量も扱いやすいので入門機としては良い選択だと思います。ただし、個人のニーズや予算によって異なると思います。

「操作が分かりやすい」という点も、ユーザーに寄り添った設計だといえますね。アプリでリアルタイムでポータブル電源の状態を把握できるし、個人のニーズに合わせてカスタマイズできる点も満足感につながっているようです。

EcoFlow RIVERには、ACケーブルとDC12V充電ケーブルが付属しています。他メーカーでは別に購入しなければいけないカーチャージャーが不要ということでコストも抑えられます。

PD充電とは、USB-Cを通じでデバイスに高速で充電するための規格で、エコフローはこの機能をサポートしています。特に「X-Stream」技術で1時間で容量の80％の充電が可能です。

エコフローのポータブル電源は、リン酸鉄リチウムイオン電池がの採用により充放電サイクル3,000回を実現しました。これは業界平均の6倍も長く、1週間に6回使用した場合、約10年間使用できる計算です。

これにより、通常のポータブル電源の保証期間は2年ですが、エコフローは最長5年の保証期間となっています。（対象商品の保証登録が必要）

EcoFlowのポータブル電源は無償でリサイクル回収を行っています。

多くのポータブル電源は「パススルー対応」となっていますが、エコフローは入力電力をバッテリーを介さず出力できるのでバッテリーへの負担を心配せずに使用することができます。

エコフローのパススルー機能についての評価は全体的には高いようです。

しかし、上記のような口コミもありました。

エコフローの非常電源（EPS）は、本格的なUPS(無停電電源装置)機能とは違います。突然断電した場合、本製品は30ミリ秒以下で電池給電モードに自動で切り替わります。（0ミリ秒の切り替えには対応していません）

エコフローアプリアプリQ&Aより

バックアップ電源としては、まだ改善を期待したいところです。