
「そろそろ実家の片付けをしなきゃ…」
でも、いざ始めようとすると「親が捨てたがらない」「どこから手をつけていいか分からない」と悩んでしまうこと、ありませんか?
片付けたいのに、「私が死んだら捨ててね」なんて言われることも☹️
この記事では、主婦として、そして子として、実家の片付けをスムーズに進めるコツをご紹介します。
失敗しない7つのコツ

1.親の気持ちを尊重するのが大前提
いきなり「これ捨てようよ」はNG。
物には思い出やこだわりが詰まっていて、特に高齢の親世代は「モノ=財産」と感じています。
まずは「一緒に片付けよう」「手伝わせてね」と、寄り添う気持ちを伝えましょう。
2.いきなり全部やらない!まずは“見える場所”から
最初から家中を一気に片付けようとすると、疲れ切ってしまいます。
おすすめは、次のような“見える範囲”から始めること:
- 食器棚の一部
- タンスの引き出し1段分
- 玄関まわりの靴
身の回りがスッキリして気持ちも明るくなりますね。
小さな成功体験を重ねると、親も「片付けって気持ちいいね」と前向きになってくれます。
3.「使っていないモノ」の基準で選別する

思い出や高かったモノは、なかなか手放せませんよね。
でも、「ここ3年以内に使った?」「今後使う予定ある?」といった基準で考えると判断しやすくなります。
- 3年間、着ていない服
- 同じような食器が何セットもある
- 使わなくなった家電や家具
使っていない=手放しても困らないもの、です。
4.捨てるより「譲る・売る」が受け入れられやすい

使っていなくても「いつか使うかもしれないから」と取っておいてモノが溢れている場合、「捨てましょう」と言っても抵抗がある場合がありますね。
「捨てる」ことに抵抗がある親御さんには、「誰かが使ってくれるよ」と伝えると、説得しやすくなります。
- 地域のリサイクルショップやフリマアプリ
- バザーや寄付団体
- 出張買取サービス(本・服・家具など)
「大切に使ってくれる人に引き継ぐ」という考え方は、親世代にとっても納得感があります。
5.書類・通帳・写真は慎重に扱う
重要書類や古い通帳、保証書などは捨てる前に必ず確認。
不要に見える紙の中にも、大切な情報が紛れていることがあります。

経験から言うと、亡くなった後に書類などを探すのが大変でした。生前に整理して大切なものはまとめておくと良いですね。
また、アルバムや手紙などの思い出の品は、無理に捨てる必要はありません。
デジタル保存や、思い出箱をつくって保管するのもおすすめです。


写真やアルバムのデジタルサービスもあります。
写真・アルバムのデジタル化サービス【まんてん録】



6.片付けは“イベント”にしない
帰省のついでに「片付けておこう」と一気にやろうとすると、トラブルになりがち。
片付けは、親の気持ちや体力を考えながら、数日に分けてコツコツ進めるのが理想です。
体力も時間も必要なので、ムリのないスケジュールを組みましょう。



あまり片付けを急かすと気分を害してしまうことも。。。
気持ちに寄り添うことを忘れずに。
7.プロの力を借りる選択肢も


物が多すぎる、遠方で頻繁に通えない、時間がない――そんなときは、思い切って片付け業者に依頼するのも手。
最近は「実家の片付け専門」「遺品整理士の資格を持ったスタッフ」など、信頼できる業者も増えています。
「気になる箇所だけ」「不用品の回収だけ」など部分的な依頼もOKなので、無理せず相談してみてください。
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まとめ:実家の片付けは「親と向き合う時間」
実家の片付けは、単なる整理整頓ではなく、家族の歴史と向き合う作業です。
だからこそ、焦らず、丁寧に、親と一緒に進めることが大切。
気持ちよく「片付けてよかった」と思えるよう、ぜひ今回ご紹介したコツを参考にしてみてくださいね。
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